こんにちは。じじグラマーのカン太です。
ついに50歳に到達、でもまだまだ現役で週末プログラマーをしています。
今回の記事では、世間様でよく言われている「プログラマーの年齢限界説」について考察していきます。
「プログラミング学習をはじめてみたいけど、この歳で始めてもなぁ」と考えて足踏みされているあなたの背中を押す記事になれば幸いです。
では、さっそくはじめていきましょう。
遅すぎると言われている理由
「プログラミング + 年齢」をグーグル大先生で検索すると、「遅い」「限界」「制限」などマイナスな言葉の検索候補が並びます。また、ヒットする記事は「20代なら問題なし」「30代前半ならなんとか」というものか、あるいは「40代50代でも大丈夫だよ」って感じのなぐさめてくれるかのような見出しのものがほとんどです。
プログラミングに限らず、新しいことに取り組むのは若いときに始める方が有利であることは間違いありません。体を動かすことでも頭を使うことであっても、若いときの方が体も頭も柔軟で新しことを吸収するには適しているからです。
本当のところ遅すぎるのか
では、実際のところ50歳という年齢がプログラミングを始めるのには遅すぎる年齢なのでしょうか。
「Ya〇〇o!知恵袋」なんかを覗いてみると
- 50歳から始めるのは無謀
- 50歳から始めて何になるつもりなのか
- 絶望的に遅すぎる
- 時間の無駄
なんて辛辣な言葉が並んでいます。
これらの回答者が間違っているわけではありません。営業でも経理でも、はたまた設計や研究でも、50歳から全く未経験の分野の学習を始めて、就職転職先の企業で即戦力になれるかと言われれば不可能と言われることはほぼ間違いないでしょう。
「就職する」「転職する」という目的で未経験の分野に挑戦するのであれば無謀なことでも、「副業」や「本業の幅を広げる」あるいは「趣味の範囲で」という目的ならいかがでしょう。
なにも専門家や超一流になる必要はありません。「副業」や「本業の足しになる」程度のことであれば、未経験の分野でも50歳でも60歳でも遅すぎるなんてことはないのです。このことは、どんな分野でも、プログラミングであっても同じことが言えます。
脳は新しいことを始めたがらない
何か新しいことを始めようとすると、脳はそれをやらなくていい理由を考え出すそうです。脳は安全第一で変化を嫌います。現状を変えることによる危険を防ごうとするためらしいです。
いざ何かを始めようとしてもなかなか行動に移せないのは、この脳の恒常性機能が働いているためです。
プログラミング学習を始めようとしてネットを検索すると、「年齢」「遅い」「時間の無駄」などという記事ばかりが目につくのは、脳が原因なのです。
人生で今がいちばん若い
最近口癖のように「人生で今がいちばん若い」と言うようにしています。50歳にもなると、年齢を理由に新しいことを始めようという気にはなかなかなれません。その気になっても行動に移すまでが、またひと苦労です。
これから死ぬまで年齢を重ねていきますが、過去に戻れない以上自分の人生の中では今現在がいちばん若いのです。「年齢」だけを理由に行動をためらっているのはもったいない気がします。
40歳であっても50歳であっても60歳であっても、プログラミングを始めるのに遅すぎる年齢なんていうものは存在しません。あなたにとって、「人生で今がいちばん若い」のです。思い切って一歩足を踏み出してみましょう。
始めてみるデメリットはほとんどない
では逆に、50歳からプログラミングを始めるデメリットを考えてみましょう。
- 学習にとられる時間が無駄になる
- プログラミングスクールに使うお金が無駄になる
ざっと思いつくのはこの2点でしょうか。
まず、「時間の無駄」ですが、これは何に使っても同じことが言えますね。何かと忙しい中高年の僕たちにヒマな時間なんてありません。プログラミング学習は、スキマ時間にするしかありません。そしておそらく、プログラミングの学習をしなくても、スマホでSNSや動画を見る時間に消えていくことになるでしょう。
次に、「お金の無駄」ですが、これは無料の学習サイトがたくさんあります。もちろん最後まで無料のところはありませんが、無料部分だけでもプログラミングの楽しさ難しさなどは体験することができます。プログラミングが自分に向いているか向いていないかは判断できるので、有料のプログラミングスクールへ通うのは、それからでも遅くありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、プログラミング学習を始めるのに遅すぎる年齢なんてない、ということについて考えてみました。
あなたの人生で今がいちばん若いのです。プログラミングに限らず、思い立ったならすぐ行動にうつしましょう。
人生100年時代です。50歳なんてまだまだひよっこです。これからの人生もまだまだ楽しんでいきましょう。
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