機械加工業について

仕事

こんにちは、じじグラマーのカン太です。
50歳目前、必死こいて週末プログラマーをしています。

この記事では僕の本業、機械加工業について紹介します。

機械加工の仕事について興味のある方、就職・転職を考えている方の参考になれば幸いです。

工作機械について

機械加工業で使用する主な工作機械を紹介します。
言い出したらキリがないので、代表的なもののみ挙げてみました。

フライス盤

ミーリングマシンともよばれ、工作物を削ったり穴を開けたりします。

フライス盤に取り付けた工具が回転して、固定された工作物に加工します。
ドリルを想像していただくとわかりやすいかと思います。
角材などの平面があるもの工作に適しています。

縦型と横型があります。
数値制御付きのもの、汎用と呼ばれるほぼ手動で加工するものなどがあります。

ちなみに僕の工場には、自動(数値制御付)と汎用のフライス盤(共に縦型)があります。

旋盤

工具が回転するフライス盤に対して、旋盤では工作物が回転します。
回転するものに刃物を当てて削るので、工作物は円形のもの限ります。

フライス盤と同様に、数値制御付きのものと汎用と呼ばれるものがあります。
職人さんは旋盤使いの人が多いイメージです。

僕の工場には、自動と汎用の旋盤が一台ずつあります。

マシニングセンター

ざっくり言うと、フライス盤に工具の自動交換機能がついたものが、マシニングセンターです。
数値制御で自動加工をしてくれます。
工具も交換してくれるので、複数の工程(削り出し、穴開けなど)をボタンひとつでやってくれる優れものです。

これまた僕の工場にも一台あります。
・・が昭和の時代のもので、骨とう品の部類に入ります。

複合機

複合機と呼ばれるものは、旋盤とフライス盤機能を併せ持つ工作機械です。
ボタン一つで全行程の加工をおこなってくれます。

僕の工場にも・・欲しいです。

仕事内容

僕の工場では主に金属部品の加工をおこなっています。
二人で作業しているので、数量が多いものには対応できていません。
なので、車の部品や家電製品の部品などの標準品ではなく、工場などで使う設備の部品がほとんどです。

旋盤、フライス盤が両方ありますので、形状についてはわりと幅広く対応しています。

下請け孫請けひ孫請け・・発注者に渡るまで何社を経由するかわからない品物も多いです。
その頃には値段も何割増しになっていることやら・・

今後の展望

ここ20年くらいで工作機械の性能は格段に進歩しています。
職人の腕で太刀打ちできるようなものも少なくなってきています。
あと5年くらい(現在は2020年)は、先細りでも仕事は無くならないでしょうが、10年20年先は・・衰退していると思います。

新しい工作機械を導入すれば、未経験者がセットしてボタンを押すだけで、この道何十年の職人が造るものと同等かそれ以上のものが造れてしまいます。
高い人件費を払って職人を雇うメリットがなくなりつつあります。

ごくごく一握りの職人さん以外は、そういった安い人件費の作業員によって淘汰されていく運命だと思います。
寂しいですが、時代の流れです。

就職・転職を考えるなら

何だかお先真っ暗なお話ばかりですみません。
でも、まだまだこの業界でがんばっておられる方も多いです。
活路を見出すとすれば、B to C ではないでしょうか。

実際にネットで受注して個人向けに販売しておられる同業者さんもいます。

大量生産大量消費の時代は終わりました。
ユーザーがニーズに合わせて欲しいものが手に入る時代です。
インターネットという販売ツールも、3Dプリンターなんていう夢の製造装置もあります。
個人向けに一品ものを製造・販売すれば、利益は出ると思います。

求められる人材

モノづくりには図面が必要です。
図面を描ける設計者、図面を見てモノを作れる製造者はたくさんいます。
ただ、ユーザーの欲しいものを聞き出して図面に落とす人は圧倒的に少ないように思います。

もしこの業界を目指そうとされているなら、そのようなコミュニケーション能力を身につけるのがいいのではないでしょうか。

まとめ

勝手ながら延々と本業の分析をしてしまいました。

今の時代、どの業種であろうと現状維持では時代の流れに取り残されていくでしょう。
時代の流れに乗るって、同時代的には難しいとは思いますが、過去の成功体験にとらわれず思考を柔軟にしつつ、変化に対応していける人間になりたいものです。

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