さくらのVPSで Ruby on Rails のアプリを公開 第3回

Ruby on Rails

こんにちは、じじグラマーのカン太です。

50歳目前で飼い犬にもなめられながら、週末プログラマーをしています。

Ruby on Railsで開発(仕掛かり中)業務系のアプリをさくらのVPSサーバーで公開したので、その手順を紹介します。

前回の記事はこちらをどうぞ

SSHでサーバーに接続

自分のパソコンからサーバーへ安全に接続するには「SSH」というプロトコル(通信手段)を使う必要があるそうです。
この当たりのお話は全くの素人ですので、お知りになりたい方はグーグル先生にお聞きください。

SSHで接続するには、SSH通信ができる専用のソフトウェア(SSHクライアント)が必要です。
ご安心ください。フリーソフトがあります。

Tera Termインストール

接続にはTera Termというフリーソフトを使いましょう。
実行ファイルをダウンロードします。
(ダウンロードは、窓の杜からどうぞ)

ダウンロードしたファイルをクリックして、日本語を選択。
あとは全部デフォルトのままインストールしましょう。

「root」ユーザーでログイン

デフォルトでインストールすれば、デスクトップにアイコンができているはずです。
Tera Termを起動してください。

ホスト:契約したさくらVPSサーバーのIPアドレスを入力します
    (「サーバー一覧」の画面で確認できます)
サービス:「SSH」
TCPポート:「22」

「OK」をクリックすると、警告が出ます。

気にせず「続行」をクリックしてください。

ユーザ名:「root」
パスフレーズ:CentOSをインストールしたときのパスワード

無事ログインできました。

もし、ログインに失敗したときは
ホスト名、ポート番号、ユーザ名、パスワードなどを再度確認してください。
また、サーバーが起動している(「稼働中」になっている)かも確認してください。

システムのアップデート

「root」ユーザでログインできたので、システムのアップデートをしましょう。

# yum update

このコマンドを入力して、エンターキー叩いてください。
先頭の「#」は不要です。
(右クリックでペーストしてくれます)
終了すると、最新版になっているはずです。

ついでに日本語の対応をしておきましょう。

# localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8

同様にコピペしてエンターで日本語対応になるはずです。

まとめ

今回は、SSH専用ソフトをインストールして、パソコンからサーバーへ接続できる環境を作りました
このあたりから、コマンドラインで直接入力したり、ファイルの中身を編集する作業が発生します。慎重にオペレーションしていきましょう。

次回は、セキュリティを向上させるため、一般ユーザーを作成して「root」で直接ログインできなくする作業を行う予定です。

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