通販詐欺サイトで騙され警察に相談しました

生活

こんにちは、じじグラマーのカン太です。
進まない仕事にイライラしながら、週末プログラマーをしています。

今回の記事では、僕の妻が詐欺サイトで購入金額をだまし取られ、警察に相談したときの話を紹介します。
また、詐欺サイトの見分け方詐欺にあわないようにする方法も紹介します。

通販サイトでペット用マットを買いました

小型犬を部屋飼いしています。その犬のために、専用のペットマットを買いました。犬のくせに飼い主よりぜいたくしています。
妻がいちばん安く買えるサイトを探して、そのサイトから購入しました。他のサイトの半額くらいの金額で買えたと喜んでいました。

支払方法が「銀行振込」のみだったので、指定口座へ振り込みました。ちなみに、指定口座は個人名義でした。
サイト上では、カードの画像が何種類か表示されていたのですが。。

商品が届きません

商品が発送されるのを楽しみしていましたが、1週間たっても届きません。不安になった妻が、メールを送信して確認しましたが、返信がありません
この時点で相談を受けました。
「詐欺サイトでだまされたかも・・」

消費者センターへ連絡しました

いきさつを聞いた時点で、詐欺サイトだとおもいました。
まずは、消費者センターへ連絡しました。時系列で説明をすると、「詐欺の可能性が高い」とのこと。銀行口座を調べてもらったところ、有効な口座(凍結などはされていない)だということでした。
消費者センターでは、口座の差し押さえや返金請求はできないので、警察へ被害届を出すように勧められました。

警察に相談しました

消費者センターの方にすすめられて、最寄りの警察へ行きました。受付で、詐欺サイトにお金をだまし取られた旨を伝えると、担当の方に会わせてもらえました。
こちらが説明した内容はだいたい下記の通りです。

  • そのサイトへはGoogle経由で訪問、現在は検索しても出てこない
  • サイトのドメインは「.xy〇」
  • 決済方法は銀行振込のみ
  • 連絡方法はメールのみ(メール送信しても返信なし)
  • 会社の電話番号は記載なし
  • 会社の郵便番号は該当なし
  • 会社の住所は該当番地なし(付近は住宅街)
  • 口座番号の銀行支店は東京(会社住所は九州)
  • 講座名義は個人名
  • 発送方法の日本語がおかしい

こんな感じで、あやしいので調べてください、他の人が被害にあわないようにしてください、とお願いしました。

  • 商品の発送が遅れているだけかも
  • そのドメインが怪しいわけではない
  • カードや代引きの手数料を嫌って対応していないだけかも
  • メールに気づいていないのかも
  • 会社の電話番号は記載もれかも

警察の担当の方は丁寧にひとつひとつ可能性を指摘してこられました。この事実だけでは事件性は認められない、と言われました。被害届を出すには、この住所にこの会社がないことを立証しなければならない、とのこと。つまり、内容証明の郵便を送って宛先不明で返ってくる必要があるのだそうです。

内容証明便の費用は3000円也。バカバカしくなったので、被害届はあきらめて警察の方にお礼を言って帰ってきました。

詐欺サイトを避ける方法

詐欺サイトに間違ってお金を振り込んでしまえば、お金は返ってこないし、警察も捜査してくれません。つまり、詐欺サイトにあえば大損するってことです。
ここからは、詐欺サイトを見分ける方法を紹介します。

SSLを確認

まずは、サイトのアドレスを確認しましょう。
アドレスが「http://」で始まっているサイトは、黄信号です。もちろんこれだけで判断はできませんが、今どきSSLの証明書も取ってないサイトは怪しまれても仕方がないでしょう。

ドメインを確認

次にサイトのアドレスの最後尾を確認しましょう。「.jp」や「.com」のように、よく見るドメインであれば、ある程度信用できますね。具体例は控えますが、見たこともないようなドメインは要注意です。そういうドメインの取得料や管理費は安いので、お金がない会社や個人、あるいは怪しい人が運営している可能性があります。もちろんこれだけで判断できるものではありません。

パソコンの画面で確認

最後に、可能であればパソコンの画面で確認してみましょう。スマホの画面では見つからなかったアラも、パソコンの画面で見えてくることがあります。
今回ひっかかったサイトは、スマホの画面だけでは詐欺サイトとはわかりませんでした。妻に相談されてパソコンの画面で確認してはじめて、会社概要や発送方法の日本語がおかしいのに気づきました。商品ページなどは完コピしているのでしょうか、本物と全く見分けがつきません。

Amazon か 楽天 で買う

見たことや聞いたことのない会社のサイトで買わない。結局Amazonや楽天は信用されるためにコストをかけて運用しているので、詐欺にあいたくなければ知っている会社のサイトから購入するのいちばんです。警察の方にもおすすめされました。

まとめ

最近の詐欺サイトは巧妙です。パッと見ただけではさっぱり見分けがつきません。が、よくよく見るとおかしなところも見受けられます。欲しかった商品が安く手に入るとなれば、喜んでポチってしまうのもよくわかります。ただ、相場よりあきらかに安い場合などは、今一度冷静になって今回紹介したポイントをチェックしてみることをおすすめします。

いかがでしたでしょうか。今回は詐欺サイトにだまされたときのお話を紹介しました。オンラインショッピングは便利ですし、利用する機会もどんどん増えていくことと思います。ヘンな詐欺サイトにひっかかるとお金も時間も感情も奪われることになります。「自分は慣れているから大丈夫」と思ったころがキケンかもしれません。そういう人ほど初めて利用するサイトでは、冷静にチェックしてみることをおすすめします。

安全に快適なネットショッピングを楽しみましょう。

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