こんにちは、じじグラマーのカン太です。
コツコツコツコツ勉強しながら、週末プログラマーをしています。
今回は40代後半からプログラミング学習を始めた僕の体験談を紹介します。プログラミング学習やその他の何かを始めようかと迷っているあなたの背中を押すきっかけになれば幸せです。
プログラミング学習を始めたきっかけ
現在社員二名の超零細の町工場に勤めていますが、前職(15年以上前ですが)は社内SEとして企業の情報部門ではたらいていました。名ばかりの元社内SEですが、世間話のついでから取引先の会社さんに生産管理システムを提供することに。
昔の知識を総動員して、Microsoft Access にてシステムを開発、不具合だらけですが現在もなんとか使っていただいております。
Accessで作ったシステムは、使用者が多くなると不安定になったりレスポンスが悪くなります(作り方が悪いだけ?)。ご不満を口にされるようになったので、システムを作り替えようと思いました。せっかくなので、スマホでも使えるようにブラウザ上で動くシステムにしようと思いつきました。
もちろん、ブラウザで動く仕組みなどは知りません。というわけで、気軽な気持ちで40代後半にしてプログラミングの学習を始めたわけです。
プログラミング言語の選択
ブラウザ上で動くWeb系のプログラムもいろいろあります。代表的なものでは、PHP、Python、Rubyあたりでしょうか。僕が学習を始めた当時は、クックパッド全盛期でもあり、RubyのフレームワークであるRuby-on-Railsがもてはやされたころでした。
「初心者でもカンタンにWebプログラミングを習得できる」といううたい文句に惹かれ、プログラミング言語は「Ruby」フレームワークは「Ruby-on-Rails」を、これもよく考えず気軽に選択しました。
Ruby-on-Railsには「scaffold」という機能があり、この機能を使えばコマンドを打つだけで、互いにリンクし合った複数の画面がしかもそれなりに動くもの出来上がります。最初は、世の中こんな便利になったんだと感動したものです。しかし、それなりに動くものというのはそれなり以上ではないもので・・・そのまま公開できるようなものではなかったのですが。
プログラミング学習の方法
Rubyを学習した方法は、独学です。「Ruby on Rails チュートリアル」といサイトがあり、このサイトを中心に無料で独学で学びました。もちろん今現在も勉強中です。アプリケーションは何本か作って納品しておりますが、コードはいまだにほとんどコピペです。
Ruby on Rails チュートリアルというすぐれもののサイトのおかげで、独学でもなんとか動くものが作れてはいます。しかし、よくわからないまま使っていたり、エラーが出て何日も解決できなかったり、と独学のつらさを痛感しています。
プログラミング学習の期間
学習期間は2年ほどです。現在も学習中ではありますが、とりあえずお客さんに納品して報酬をもらえるようになるまでに、2年かかりました。学習サイトを利用したので、YouTubeや動画サイトの誘惑に連戦連敗でしたが。
Ruby on Rails チュートリアルという学習サイトを4回ほど繰り返して、ようやくその全体の構成がつかめてきたかな、という感じです。
体験談や口コミなどを見ると、Ruby on Rails チュートリアルを3回くらい繰り返せば使えるようになる、という記述をよく見かけます。あるあるですが、「自分は優秀なので1回でじゅうぶん、2回もやれば完璧に理解できる」とやる気まんまんで挑みました。
結果は4回繰り返しても、全体像がぼんやりとつかめたくらいで細かい疑問点などは山ほどあります。こんなに時間がかかるなら、お金をかけてでもプログラミングスクールで学ぶべきだったと思っています。
実績・収入など
学んだプログラミングを使って、3社のお客さんに納品してそれぞれ毎月メンテナンス費をいただいています。修正点や改善項目などがちょくちょく出てきますので、これからもメンテナンス費用はいただけるのではないかと考えています。
額にすると、それぞれ数万円ずつですが、お客さんの数が増えればそれなりの副収入になってくるかと思います。
零細企業では、まだまだ手書きやエクセルなどを使って管理しているところがほとんどなので、個人のプログラマーが喰いこめるチャンスはあると思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、僕のプログラミング学習についての体験談を紹介しました。40代後半からの思いつきで学習し始めたプログラミングです。これからの継続努力次第では本業にもできるかな、なんて淡い野望ももっています。また、お客さんが増えて収入がアップすればその都度報告しようと思います。
人生100年時代です。40代50代なんてまだまだひよっこ、これからです。もし、年齢を気にしてプログラミングの学習をあきらめている方がいるなら、もったいないです。プログラミングスクールを利用するのもよし、独学でチャレンジするのもよし、結果あきらめてやめてしまってもよしです。
ある程度人生経験を積んだ大人がチャレンジすることに意味があります。何かを始めるあなたの背中を押すきっかけになれば幸せです。
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