こんにちは。じじグラマーのカン太です。
ちょっと前の平均寿命を超える年齢になりながら、週末プログラマーをしています。
今回の記事では、40代50代になって今さらプログラミングもなぁ、と年齢を考えてしり込みしている人たちの背中を押すための、はじめの一歩の踏み出し方を紹介します。
50歳からのプログラミングは遅すぎる?
何事でもそうですが、何かを始めるのに最適な年齢というものがあります、たぶん。そして、何事でもそうですが、何かを始めるのに遅すぎる年齢というものはありません、確実に。
プログラミング学習を始めることについても同じことが言えます。例えばあなたが今50歳だとした場合、プログラミングを始めるのに最適な年齢とは言えないでしょう。しかし、遅すぎるなんていうことももちろんありません。人生100年時代です。まだ人生の半分の時間が残されています。まだまだ新しいことにチャレンジできる年齢です。
目的を明確にする
50歳という年齢は、プログラミングを始めるのに遅すぎる年齢ではありませんが、大手企業に未経験の状態で採用してもらえるかと言えば厳しい年齢です。つまり、50歳未経験の状態で、就職や転職するためにプログラミング学習を始めるのであれば、戦略を変更した方がいいと言えるでしょう。
50歳というのは例えばの年齢です。これが、30代後半や40代60代であっても同じことが言えるでしょう。ある程度の年齢になって、未経験の分野への転職は不可能でありませんが、なかなか厳しいものがありす。僕は、33歳で全くの未経験の分野へ転職したのですが、それはそれは苦労しました(その話はまた別の記事で)
ちょっと話がそれました。ここでお伝えしたいのは、プログラミングを始める際に目的を明確にした方がいいですよ、という話です。就職や転職のためにプログラミングを始めるのであれば、50歳という年齢はたいへん不利な年齢といわざるをえません。ほぼほぼ無理ゲーと言ってもいいでしょう。しかし、「副業」「副収入」「スキルアップ」などという目的でプログラミング技術を身につけるならば、50歳という年齢はデメリットになるわけではありません。
他のスキルとかけあわせる
50歳と限定せず、社会人としてある程度年齢を重ねてこられたあなたであれば、何らかの人脈やスキルをお持ちのはずです。たとえ専業主婦や社員として企業に勤めた経験がない人であってもです。
それが特別なものである必要は全くありません。他人に誇れるようなものである必要もありません。じ自分の持っている人脈やスキルとプログラミングをかけ合わせてみてください。プログラミングを使えば不要になること、便利になることが必ずあるはずです。
- 営業担当の人なら
社内向けの取引先情報を共有化 や 取引先とのコミュニケーションツール - 購買担当の人なら
社内向けの仕入先情報を共有化 や 仕入先との発注・納期情報の管理ツール - 総務担当の人なら
会議室や施設のスケジュール管理や備品の在庫を管理するツール - 経理や経営者なら
売上や利益の統計資料作成ツール や 原価計算のための数値管理ツール - 専業主婦や主夫なら
地域情報の共有化ツール や 子育て情報の共有化ツール
想像力の貧困な僕が思いつくだけでもこれだけあります。この他にも仕事上で煩雑な事務処理に追われていたり、地域コミュニティの雑用に振り回されたり、と日常生活の困りごとにもプログラミングを使って解決できるものはたくさんあります。
身の回りも見まわしてみて、身近な困りごとを軽減・解決するためにプログラミングを学ぶ目的にしてみるのはいかがでしょう。プログラミングを始める最初一歩としては、なかなかいいアイディアだとは思いませんか?
プログラミングを始める目的を副業や副収入のため、というような漠然としたものにしてしまうと、なかなか始めることができませんし、始めても続けることが難しくなります。
まずは作ってみる
目的をぐーっと小さく絞ってみると、プログラミングを始める心理的なハードルが低くなったのではないでしょうか。また、学ぶべきプログラミング言語も自動的に絞られてくることになります。
学ぶべきプログラミング言語が決まれば、初心者向けの本を一冊買ってみるか、無料のオンライン講座などを受講してみることをおすすめします。いきなりプログラミングスクールへ通うのはやめましょう。時間もコストもかかりますので、リスクが大きすぎます。
プログラミングが学習を始めたら、身の回りの困りごとを解決するために、まずはアプリケーションを作ってみましょう。簡単にできるかもしれませんし、できないかもしれません。
チャレンジした結果として、もっと本格的学びたいと思われたなら、プログラミングスクールへ通うのもいいかもしれません。あるいは、自分に向いてないと感じたらまた別の何かにチャレンジするのもいいかもしれません。自分がプログラミングに向いていないことがわかっただけでもチャレンジしたこと自体はムダにはなりません。
無料で提供する
自分で作ったアプリケーションができた人は、とりあえず無料で提供してみましょう。始めからお金をもらおうとしても誰も使ってくれませんので。
無料で提供してみて、使ってもらえれば、フィードバックが得られます。そうしてアプリケーションっを改善していけば、自然とお金もいただけるようになります。
マネタイズまでの道のりは遠いですが、軌道に乗ればメンテナンス費を稼げるようになります。労働収入以外の収入の道が開ける可能性がありますので、チャレンジする価値はあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事が、年齢を理由にプログラミング学習を始めようか悩んでおられる人の背中を押すものとなってくれれば幸いです。
もしあなたが、今50歳で未経験の分野にチャレンジしようとされているなら迷わず行動してください。自分の人生の中で一番若いときは今なのですから。プログラミングであろうと別の何かであろうと、その年齢でチャレンジしたこと自体誇れることだと思います。
人生100年時代です。これからの人生はまだまだ続きます。年齢を理由にためらうことはありません。僕もがんばります。ワカモノに交じって恥をかいても行動しつづけるおじさん(おばさん)に一緒になりましょう。
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