こんにちは。じじグラマーのカン太です。
50歳目前、毎日進まない作業に嫌気がさしながらも、安泰な暮らしを目指して週末プログラマーをしています。
今回は、独学でプログラマーを目指そうという無謀な中年の方々(僕も同じです)に、Microsoft社のAccessをおすすめする理由を5つ紹介します。
世の中にはいろんなプログラム言語があり、初めて学ぶときにどれを選んでいいのか迷うことも多いのではないでしょうか。初心者・副業・ビジネス向き・中年、といった諸条件を満たすあなたに、まずはMicrosoftのAccessをおすすめします。
1.環境設定が楽チン
Accessはそれひとつで、データベースもユーザーとのインターフェイス画面も、はたまた印刷機能も、全てを管理することが可能です。
例えば、Webサービスを作って公開する際には、OSやWebサーバー、データベースサーバーにプログラム言語など様々なものを正しく選択し、インストールする必要があります。
これは、素人にはなかなかハードルが高いです(経験者談)。
なので、初めてプログラミングに触れる方にはオールインワンで全てを管理してくれるAccessが楽チンです。
2.画面作成が楽チン
ユーザーとのインターフェイス画面は、デザインや使い勝手などセンスが問われるところです。
普通のWebサービスであれば自由に様々なものを配置できて自由度が高くなっています。しかしその反面、慣れていないと統一性がなくぐちゃぐちゃの使い勝手の悪い画面となってしまうこともあります(経験者談)。
そういったものに対して、Accessでは配置できるものや場所が限られてはいるものの、マウスで場所や大きさを決めることができます。
誰がつくっても似たような画面になるのですが、それだけにセンスに自信のない方や経験の少ない初心者向きと言えるでしょう。
3.印刷機能の作成が楽チン
ペーパーレスと言いながらも、まだまだ印刷物が必要な業務は山ほどあるニッポン。
印刷機能だけを見ると、Accessが一番かんたん便利で使い勝手も抜群だと思います。
ヘッダ、フッタ、改ページや合計などなど・・データとのリンクもクリックだけで可能です。通常の印刷物であれば、ほんの数分でできてしまうなんてこともザラにあります。
あまりに便利なので、他の言語でプログラム開発する際に不便だと感じるかも!?
4.テーブル設計が楽チン
Accessのテーブルは、作るのも変更するのもとても簡単です。
エクセルの表を作る感覚でできてしまいます。
データの型もマウスで選択できますし、変更した内容をすぐに確認することができます。また、カラムの追加や削除、データ型の変更やキーの設定などが、コマンドを打つことなく実現できてしまう優れものです。
何より大きいのが、カラム名に日本語を使用できる点です。
日本語名だと、カラム名を見ただけで直感的に中身が想像できます。
一人で開発するような小規模システムでは、設計書が不必要になるくらい便利なものになります。
5.エクセルとのデータのやり取りが楽チン
AccessのデータをExcelへダウンロードして使用したり、逆にExcelの表をAccessのデータベースとして取り込んだりすることが簡単にできます。
データベースを「リンク」して使うこともできて、これは衝撃的に便利な機能です(詳細は別記事にて紹介する予定です)
みんな大好きExcelとの相性が抜群にいいので、ビジネスツールとしても、プログラム開発ツールとしても便利なことこの上なしです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自力でプログラミングを学習するのはたいへんです。
環境設定やツールのインストールでこけて、嫌になってしまう方も多いのではないでしょうか。
複雑な処理や大規模システムの開発はできませんが、小規模システムが必要とする機能はAccess一つで実現できます。
副業としてプログラミングのスキルを身につけるためにも、まず初めにAccessから入ってみることをおすすめします。
プログラミングスキルを使って正社員でバリバリ大規模システムを開発する、といったことは無理でも、副業として週末プログラマーになるのは可能です。
40代50代のプログラミング初心者のみなさま、一緒に無理なくがんばりましょう。
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