旋盤加工でよく使う工具 6選

仕事

こんにちは、じじグラマーのカン太です。
平日は油まみれで仕事をしながら週末プログラマーをしています。

この記事では、旋盤加工でよく使う工具を紹介します。普段の生活では使わないものですが、金属加工には不可欠なものばかりです。

突っ切りバイト

旋盤加工では円柱(パイプも含む)の素材を回転させて加工します。
突っ切りバイトは、円柱を切断するときに使います。
チップはイスカル製を使っています。イスラエル製です。なんだか強そうですね。

面引きバイト

切断面をきれいに仕上げるバイトです。
チップを変えると外径バイトと併用も可能です。

外径バイト

円柱の外径を加工するバイトです。
鉄などの素材をゴリゴリ削っていく加工は気持ちいいです。
チップを変えると端面面引きバイトとの併用も可能です。

内径バイト

ドリルなどで下穴を開けたあと、内径を仕上げるためのバイトです。
外径バイトは、径の大小にかかわらずほぼ同じホルダーとチップ使いますが、内径バイトは穴の大きさによって、ホルダーの太さやチップの大きさを変えます。
バイトやチップが、穴の中に入って削るタイプのため、バイトを使用する前にそのバイトが入るだけの大きさの下穴が必要となります。

外径ネジ切りバイト

外径ネジ(雄ネジ)を切っていくときに使います。
ネジによっては、溝の角度が60度や55度のものがあります。それぞれによってチップを付け替えて使用します。
規格は統一しておいてほしいですね。

内径ネジ切りバイト

内径ネジ(雌ネジ)を切るために使います。
内径ネジにも、溝の角度が60度のものや55度のものがあります。
面倒くさいですね。

まとめ

今回の記事では、旋盤加工でよく使う工具を紹介しました。
円柱状のものを回転させて加工する旋盤では、基本的に工具は回転しません。回転するものに当てて削っていくので、仕上がりは丸い形状になります。

工具だけではイメージがわかないですね。
機会があれば、動画などで実際に加工しているところ紹介できればと考えています。

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