こんにちは、じじグラマーのカン太です。
パチンコ依存症を患いながら、パチンコに行かずに週末プログラマーをしています。
この記事では、パチンコをやめたい人やめさせたい誰かがいる人に向けて、パチンコ依存症に対処する方法を紹介します。
パチンコ依存症について
初めにお伝えしておきます。パチンコ依存症は、誰でもなってしまう可能性がある病気です。意志が弱いから、性格が悪いから、はたまた遺伝だから、といった理由ではありません。パチンコに行くだけで、本人も気づかないうちになってしまう病気です。
先日、パチンコ依存症について討論している番組をテレビで観ました。依存症についてわかりやすく解説しているお医者さんもいました。が、その他のパネリストのほとんどは、「やめられないのは意志が弱いから」「依存症になるまでパチンコを続けた人が悪い」「依存症の人はほとんどいない」といったお決まりの通説を大声で話しているだけでした。
その中で、依存症の人は「パチンコに行きたくて体が震える」「行けなくなるとキレて暴力をふるう」「パチンコ以外のことについて会話ができない」とそんな嘘っぱちを言っていました。
僕は重度のパチンコ依存症です。長い間パチンコ屋には行っていませんが、行けば有り金全てなくなるか、閉店になるまで打ち続けてしまうでしょう。でも、パチンコに行きたくて体が震えたことも、行けなくなって暴力的になったこともありません。
外見上はごく普通の一般人です。パチンコ屋さんでも温厚にパチンコを打つ、どこにでもいる庶民です。でも、パチンコ依存症です。
パチンコ依存症は誰でもなる病気です。外見も性格も変わりません。ただ、パチンコを打つことに対して理性が働かなくだけなのです。
僕の経験から、パチンコ依存症かそうでないかの見極め方は、「ウソをついてパチンコ・パチスロに行ったことがある」かどうかです。
もし、あなたやあなたの大切な人が誰かにウソをついてパチンコに行ったことがあったなら、その人は残念ながらパチンコ依存症だと言えるでしょう。
完治しないと心得えましょう
パチンコ依存症は完治しません。あのやかましい音とまばゆい光の洪水の中で大当たりの快感を体験してしまうと、脳の一部が書き換えられてしまいます。そして、一度書き換えられてしまうと元には戻りません。何カ月何年やめていたとしても、パチンコ屋さんへ足を踏み入れると、パチンコ依存症に逆戻りです。
ほんとうに本当に恐ろしい病気です。
普通の生活に戻ることはできる
一度パチンコ依存症になったら治らないなら
一生パチンコに苦しめられなければならないの?
安心してください。パチンコ依存症は治りませんが、普通の生活を送ることはできます。依存症であっても幸せになれます。僕が経験済みです。
先ほどもお伝えしましたが、パチンコ依存症になっても、外見や性格が変わるわけではありません。つまり、パチンコ屋へ行かなければ依存症の症状は出てこないのです。
依存症は治らなくても、普通(パチンコ抜き)の生活をしている限り、普通の人と同じ生活ができ、もちろん幸せにもなれます。借金で苦しんでおられる方も、パチンコ屋に行きさえしなければ、少しずつでも借金を減らしていくことが可能となります。
「パチンコ・パチスロのない生活」これこそが依存症から脱却する唯一の方法です。
何度でも逃げて逃げ続けてあきらめない
残念ながら、パチンコ依存症の人が、依存症から抜け出すことはかんたんではありません。僕が経験済みです。
- 〇カ月我慢できたんだからもう大丈夫
- 〇千円だけで楽しもう
- ストレス解消にちょっとだけ
- 妻(夫)とケンカして家にいづらいから
- 暑い(寒い)部屋にいてエアコン代払うくらいならパチンコ屋で・・
パチンコに行く理由なら、後から後からどれだけでも出てきます。もう天才と言えるくらいです。パチンコ依存症になった脳は、行く理由を無限に用意してしまいます。どれだけの期間やめることができていても、パチンコ屋へ足を踏み入れたら最後、また依存生活に逆もどりです。
僕もやめていた期間も含めて30年間パチンコに苦しめられてきました。現在も依存症は克服できていませんが、パチンコから逃げ続けることで、平穏な生活を送ることができています。
何度もなんども。やめては戻りの繰り返しで自分がとことんイヤになる生活の繰り返しでした。そんなとき、あるサイトで「パチンコ依存症は治らない」ということを知り「依存症の人は趣味でパチンコを楽しむことができない」ということを知りました。
依存症の人は、一定期間やめていたとしても、ふとしたきっかけで戻ってしまうかもしれません。それも一度だけではなく何度でも。それでもあきらめず、なんとかパチンコから逃げ続けることを選択していただければと思います。
まとめ
今回の記事は、パチンコをやめたい人やめさせたい人に向けて「パチンコをやめる方法」の精神的な面からのアプローチを紹介しました。すべて僕の経験談です。
- パチンコ依存症は病気である
- 依存症になるのに、性格や人格は関係なし
- 普通の人がパチンコをするだけでパチンコ依存症になる可能性がある
- パチンコ依存症は治らない
- パチンコ依存症になった人は、パチンコを趣味で楽しむことは永遠にできない
このようなことを頭に刻みつけて日々生活してみてください。僕もえらそうに言っていますが、重度のパチンコ依存症です。
パチンコに苦しめられている方、大切な人がパチンコで苦しんでいる方にお伝えします。あなた(あなたの大切な人)は何も悪くありません。パチンコから逃げ続ければ、幸せな生活を送ることができます。
僕も同じです。パチンコから逃げ続けて平穏な生活を送りましょう。
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