こんにちは、じじグラマーのカン太です。
パチンコに行かなくなって約2年、週末プログラマーをしています。
今回の記事では、パチンコ依存症だった人間が「パチンコをやめてもすることがない」問題の解決案を、体験談を含めてご紹介していきます。
「パチンコをやめてもすることがない」問題
パチンコ依存症あるあるで、「パチンコをやめてもすることがない」という問題があります。依存症ではない人には想像もつかない話かもしれませんが、依存症を克服する際に大きな障害となる問題です。
- パチンコ・パチスロをやめようと決意する
- 数日~数カ月やめるこに成功する
- パチンコ・パチスロ以外にすることがないので時間がありあまる
- パチンコ・パチスロ以外にお金の使い道がないので手持ちのお金ができる
- 他にやることがなく、時間もお金もあるのでパチンコへ行く
- 大負けして 1.へ戻る
僕はこのループを延々と30年ほど繰り返していました。依存症であれば、ほとんどの人が同じ経験をされているのではないでしょうか。
「何か好きな趣味に没頭すればいいじゃん」という声が聞こえてきそうです。しかし、依存症になってしまった人は「趣味がパチンコ」という状態になります。しかも、日々の生活の中心が「パチンコ」であり、大げさでも何でもなくて「パチンコをするために生きている」という状態になってしまっているのです。したがって、他の趣味などあろうはずもなく、あったとしても忘れてしまって興味ももてなくなっていることでしょう。
本当に本当に怖ろしい病気ですね、パチンコ依存症。
パチンコやめた・やめたい人におススメすること3選
「パチンコをやめてもすることがない」 → 「パチンコがやめられない」という悪循環を断ち切りたいあなた(またはあなたの大切な人)におすすめしたいことを3つ紹介します。
いずれも僕が体験済みで、効果も実証済みです。やることが何も見つからない人は、どれか試してみられてはいかがでしょうか。
料理をする
パチンコ以外ですることがない人におすすめすることの一つ目は、「料理」です。今の時代、レシピはネット上にあふれているので、全くの未経験の人(僕のように)でもカンタンに始めることができます。主婦や主夫またお父さんお母さんとして、毎日の料理をされている人であっても、休日に手のこんだ料理を作ることで、趣味としての料理を楽しむことができます。
調理器具や調味料、そしてこだわりの食材。そういったものを選ぶ時間も楽しいですし、何より時間がかかりますし、お金も使います。
パチンコだけをしていた時間とお金で、週末の一食だけでも手の込んだ料理を時間をかけて作る、といった誰でもできる簡単で楽しい趣味を始めてみるのはいかがでしょう。家族がいらっしゃる人であれば家族との食事の時間を、一人で生活されている人であればひとりの時間を、たっぷりと使って有意義に楽しむことができます。
ペットを飼う
パチンコ以外ですることがない人におすすめすることの二つ目は、ペットを飼うことです。犬や猫、ハムスターやうさぎ、はたまた熱帯魚や爬虫類など、ペットとして飼うことのできる動物はたくさんいます。もちろん住居によって制限はありますが、飼育可能なペットを選んで一緒に生活してみてはいかがでしょう。
重度の依存症で、パチンコをやめたらすることがなくなった僕は犬を飼いました。すると完全に犬中心の生活となり、パチンコのことを考える時間が徐々に少なくなり、パチンコへ行かない生活を続けることができています。何より、お世話で時間を取られ、エサや健康診断などでお金を使わされます。それはそれはもう想像以上に・・涙。
パチンコ依存症で、パチンコ以外ですることがない人は、一度ペットとの生活を想像してみるというのもいいかもしれません。
株を買う
パチンコ以外ですることがない人におすすめすることの三つ目は、株を買うことです。「株を買うお金なんてない」「素人が手を出すと大損する」なんて声が聞こえてきそうですが、実は僕もそう思っていました。
株で生活していこうとすれば、当然元手となる大金が必要となりますが、ここでの目的は依存症の克服です。パチンコへ行かないようにする目的で株を買うのであれば、そんなに大金は必要ありません。5万円もあれば買えて、しかも配当金ももらえる株もたくさんあります。
配当金目当ての長期保有を前提に買うのであれば、ギャンブラーとしての血が騒ぐこともなく、経済の仕組みとしての株式相場の勉強にもなります。どの株をいつ買うのか、など調べ出すと時間もかかりますし、お金も必要となります。パチンコで一瞬で無くなる5万円というお金が、年間を通して株を保有していれば、いくばくかの配当金として不労所得になる、という経験を積むことは、パチンコがいかに無駄金を使うことになるのかを知るいい機会になります。
僕も今株を買って、配当金をもらえるようになるまで、ほくほくしながら待っている状態です。パチンコへ行くことが、ますますバカらしくなってきたところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、「パチンコをやめてもすることがない」という問題に対して、三つの解決策を提案させていただきました。
依存症が長く続いていれば、他の趣味などには興味を失って、パチンコ以外にすることがなくなってしまいます。そんな状態であれば、たとえ一定期間パチンコから離れられても、することがないのでまたパチンコ漬けの生活へ逆戻り、という事態になりかねません。実際僕自身がそうでした。
いずれも僕自身が試してみて、効果があったものです。そして、今現在も続けているものばかりです。
パチンコ依存症という病気は治らないものですが、パチンコへ行かないということを守れば普通の生活を送れます。普通以上に幸せにもなれます。依存症で苦しんでおられる方、また大切な人が依存症になり困っておられる方、依存症とうまく付き合いながら、一緒にパチンコから逃れ続ける生活を模索していきましょう。
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