こんにちは、じじグラマーのカン太です。
パチンコにいかなくなって約1年、週末プログラマーをしています。
今回の記事では、パチンコ依存症だった人間がパチンコに行かなくなるとどうなるか、どのようないいことが起きるのか、という体験談をご紹介します。
はじめに
僕は長らくパチンコ依存症に苦しめられてきました。大学生のときに友人に連れられて行って以来約30年近く、パチンコ業界に貢いできました。金額は・・計算できないくらい、時間となるとこれまた恐ろしいくらい費やしてきたことになります。
パチンコ屋へ足を運ばなくなって1年ほどたちますが、パチンコ依存症を克服できているわけではありません。もう一度パチンコ始めると、毎日のように行ってしまう自信(?)があります。このまま一生依存症は克服はできないでしょう。また、依存症とはそういうものだと思います。
こんなどっぷり依存症になった僕ですが、今では普通の生活を送ることができています。「パチンコに行かない」ということを実行すると、依存症を克服できなくても普通の生活が送れます。
パチンコ依存症で苦しんできた人間が、パチンコに行かなくなるとどういういいことが起こるのか紹介します。今なお苦しんでおられる人に、少しでも参考になれば幸いです。
※パチンコをやめたいのにやめらないあなた、パチンコをやめさせたいのにやめさせられない大切な人がいるあなたにはこちらの記事を参考にしてださい。
パチンコをやめてよかったこと
休日を楽しむことができる
まず第一に、休日の予定をパチンコ屋の開店時間に合わせずに済みます。ゆっくり朝寝することもできますし、家族や友人と遊びに行くこともできます。
パチンコ依存症ではない人には想像もできないかもしれませんが、依存症になるとどんな予定よりも、パチンコを優先させてしまいます。脳が勝手にそのようにプログラムされているので仕方がないことなのです。これは病気なので、本人の意志や性格などは関係ありません。大切な人とのお出かけや子供の大事な行事ですら、パチンコを優先させてしまうものなのです。
パチンコ依存症の人間がパチンコに行かなくなってよかったことのその1は、「休日を楽しむことができる」です。
ウソをつかなくていい
続いて二つ目は、パチンコを行くためにうそをつかなくていいことです。家族に休日出勤だと言って日曜日の朝から出かけることもないですし、恋人や友人の誘いを用事があるからとウソの断りをいれる必要もなくなります。
パチンコ依存症の人間は、パチンコへ行くためのウソや言い訳を思いつく天才になります。脳が自動的にそのような考えを思いついてくれるのです。家族や友人を裏切る悪いことだと知りながら、ウソをついてパチンコへ行ってしまうものなのです。
パチンコ依存症の人間がパチンコに行かなくなってよかったことのその2は、「うそをつかなくていい」です。
財布にいくらお金が入っているか気にしなくていい
続いて三つ目は、財布の中身を気にしなくていいということです。パチンコに行かなければそれほどお金は使いません。使ったとしても、財布の中に入っている金額、カードで使える範囲の金額に合わせて使うものでしょう。
パチンコ依存症に人間は、財布にたっぷりの金額は入っていないと不安になります。2万円や3万円といった金額は、あっという間に無くなってしまう金額です。「財布に入っているお金で遊ぶ」といった歯止めがきかないのが、パチンコ依存症の人間です。パチンコ屋さんの近くにATMがあるか確認して入店する人もいます。「○○万円負けたらやめて帰る」ということができないので、財布の中に大金が入っていないと不安になってしまうのです。
パチンコ依存症の人間がパチンコに行かなくなってよかったことのその3は、「財布にいくらお金が入っているか気にしなくていい」です。
お金を使うとお礼を言ってもらえる
続いて四つ目は、お金を使うと「ありがとう」とお礼を言ってもらえることです。お金を使うときは、通常はモノやサービスと交換です。お店などで何かを買ってお金を支払うと、ときには頭を下げてお礼を言ってもらえます。
パチンコ屋さんでお金を使うときは、通常「サンド」と呼ばれる機械にお札を流し込みます。お札を入れると玉やメダルに交換してくれる機械です。一日に何度も何度もお札を入れることなんてザラにありますが、お礼など言ってくれません。むしろお札の一部を差し込んだら、「早よよこせ!」と言わんばかりにお札を巻き取るぐらいです。
パチンコ依存症の人間がパチンコに行かなくなってよかったことのその4は、「お金使うとお礼を言ってもらえる」です。
自己肯定感が上がる
最後は、パチンコ依存症の人間がパチンコに行かなくなると自己肯定感が上がることです。最近はやりの「自己肯定感」ですが、目標を達成すると上がるものです。パチンコ依存症の人間が目標としていること、それは「パチンコに行かない」ということです。つまり、パチンコに行かないということさえできれば、休日に一日中ダラダラ過ごしていても、「いい一日だった」と心から思うことができるのです。
パチンコ依存症の人間にとって、パチンコに行かないということは相当な努力あるいは覚悟が必要なことです。依存症ではない人にとっては信じられないかもしれませんが、依存症の人はほとんどが「パチンコに行きたくない」と思っているのです。それでも行ってしまうのは、脳にそんなプログラムが仕込まれているからなんです。これが依存症の恐ろしいところです。
パチンコ依存症の人間がパチンコに行かなくなってよかったことのその5は、「自己肯定感が上がる」です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、依存症の人がパチンコに行かなくなるとよくなること5選を、僕自身の体験談をふまえて紹介しました。
パチンコ依存症は本当に恐ろしい病気です。これだけパチンコ屋さんが巷にあふれていれば、誰でなってしまう可能性のある病気でもあります。おまけに一度なってしまうと克服することはできない病気でもあります。
パチンコ依存症になってしまうと克服することはできませんが、普通の生活を送ることはできます。依存症になる前より豊かに生活することができます。それにはたった一つの条件があります。「パチンコへ行かないこと」です。
パチンコ依存症で苦しんでおられるあなた、大切な人が依存症で苦しんでおられるあなたに少しでも参考になればと思い、僕の体験談を紹介しました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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