こんにちは、じじグラマーのカン太です。
50歳目前、なんとかパチンコから逃げながら週末プログラマーをしています。
この記事では、パチンコをやめるための3ステップを紹介します。
パチンコ・パチスロをやめようとしてやめられないというあなた、この記事にある3ステップを実行して、パチンコのない平穏な生活を取り戻してください。
依存症であると認めてみる

パチンコ・パチスロをやめる最初のステップは、「依存症であると認識する」です。「パチンコをやめたいのにやめられない」と感じたことがあれば、もうそれだけで依存症です。パチンコをやめられないのは、あなたの意思が弱いからではありません。脳が病気になっているのです。
パチンコ・パチスロが、あれだけの光量と音量で演出するには理由があります。脳のメカニズムを熟知した専門家が、時間と労力をかけて遊戯者の脳を書き換えようとしているのです。
あの光と音を長時間浴びれば、脳に何らかの影響が出るのはあきらかです。光と音の洪水の中で、大当たりの瞬間に大量の快楽物質が脳内に放出されます。脳の一部が書き換えられ、「もう一度あの快感を」と求める依存症が誕生します。
「1時間だけ、3000円だけのつもりが気づけば閉店まで、持ち金すべてなくなるまで打っている」といった経験はありませんか?以前の僕は毎回そうでした。もう立派な依存症です。
依存症は脳の病気です。パチンコ・パチスロをやめようとしてやめられないのは、意思が弱いからではありません。脳が病気になっているのです。「おなかがすいた」⇒「食べる」、「ねむくなった」⇒「寝る」という原始的な欲求に耐えられないのと同じように、「パチンコをうちたい」⇒「パチンコをうつ」という欲求にはさからえません。
現状を変えるには、現状をただしく理解する必要があります。パチンコ・パチスロをやめるためには、まず自分は依存症であると認めてください。
依存症は治らないものと考える

パチンコ・パチスロをやめる第二のステップは、「依存症は治らない」と認識することです。
一度パチンコやパチスロで快楽を覚えてしまった脳は、「もっともっと」と快楽をほしがるようになります。もう自分の意思とは関係なく、です。これは、「脳の一部が書き換えられた」からです。
鉄の意志でパチンコを3カ月やめられたのに、「ちょっとだけ」「趣味の範囲で」「もうオレ(わたし)は依存症ではないから」とうっかりパチンコに行ってしまい地獄に舞い戻る、といった経験はありませんか?僕は何度もあります。
「パチンコやめよう」と思っているのに、「パチンコへ行ってもいい理由」を次から次へと思いついてしまうことはありませんか?僕はいつもそうです。自分は天才ではないか、というくらいパチンコへ行く言い訳を思いつくことができます。
例えが悪いかもしれませんが、一度薬物の依存症になった人が、「ちょっとだけ」「趣味の範囲で」「もう依存症は治ったから」と薬物に手を出すところを想像してみてください。結果はあきらかですね。
パチンコ依存症も同じです。一生治らないものと思って生活してください。でも不安になることはありません、安心してくださいね。パチンコ屋へ行かなければいいだけです。あなたは犯罪者でも社会不適合者でもありません。不運にもパチンコ依存症になってしまった普通の人間です。パチンコ屋へ行かないだけで、幸せな生活を送ることができるのです。
もう一度言います。依存症は治ることはありません。「趣味の範囲で」「楽しむだけの」パチンコ・パチスロはできないと考えてください。僕はいつも自分に言い聞かせています。
パチンコ以外にお金を使ってみる

パチンコ・パチスロをやめる第三のステップは、「パチンコ以外のことにお金を使う」ことです。生活必需品ではなく、できればちょっとした贅沢品がおすすめです。
パチンコ屋では1万円をかみくずのように使うのに、食事や服はなるべく安いものをと考えていませんか?僕の場合はそうでした。10円ですらケチるようになっていました。
パチンコ・パチスロに使っていたお金を普段の生活に割り振ると、ちょっとした贅沢を楽しめます。ギャンブルで使ったお金は何も残りませんが、欲しかったモノを買うために使ったお金は、そのモノが手に入ります。
お金を使って手に入れたモノは、心を豊かにしてくれます。僕が覚えているのは、妻に喫茶店でケーキセットをおごったときのことです。パチンコ屋では3分ももたないお金のケーキセットをとても喜んでくれました。普段、どれだけケチな生活をしていたのか痛感したできごとでした。
パチンコ・パチスロをやめる第三のステップはお金を使うことですが、僕の場合はこれがいちばんむずかしくて、いちばん効果がありました。長い間しみついたケチな考えを捨て、贅沢品(と考えていたもの)にお金を使うことで、パチンコに使っていたムダ金を意識することができたからです。
お金をちょっとした贅沢品に使うと心が豊かになり、さらにお金がなくなることでパチンコ屋に行く理由がひとつ減ります。経済も回りますしいいことずくめです。贅沢品が何も思いつかない、という人はペットなんてどうでしょう。時間とお金と労力が必要ですが、生活に潤いを与えてくれます。
まとめ

いかがでしたしょうか。今回の記事では、「パチンコをやめるための3ステップ」を紹介しました。パチンコ・パチスロをやめたくてもやめられなくて悩んでおられる人に、すこしでも助けになればいいな思います。
僕自身長い間依存症に苦しめられてきました。もちろん、今もパチンコに行きたくなるときもあります。そんなときは「オレは依存症だ、一度行けばまたあの地獄へ堕ちるぞ」と言い聞かせて、パチンコから逃げ続けるようにしています。
パチンコ依存症の人間でも、パチンコ屋にさえ近づかなければ普通の幸せな生活を送ることができます。今現在苦しんでおられる方も、一緒にパチンコからの逃亡生活を始めてみませんか。
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