こんにちは、じじグラマーのカン太です。
パチンコから逃げ続けながら、週末プログラマーをしています。
「パチンコやめたい」と思っているのに、「パチンコに行きたい」という衝動に勝てずにパチンコ屋へ通いつめる地獄のような生活を30年ほど続けてきました。
そんな僕でもここ2年ほどはパチンコから遠ざかることでできています。今回の記事では、禁パチ中に湧きおこる「パチンコに行きたい」衝動を上手に受け流す方法を、体験談を踏まえて紹介します。
では、早速はじめましょう。
禁パチしているときにパチンコへ行きたくなったら
「パチンコをやめよう」と固く決心したのに、いつの間にかパチンコ通いを続ける生活に舞い戻ってしまう、という経験は誰にでもあるかと思います。僕も30年間そんな生活を続けています。今はたまたま行かない期間が長くなっていますが、一度でもパチンコ屋へ足を踏み入れれば、またまたパチンコ屋へ入りびたる生活に戻ってしまう自信があります。
「パチンコをやめよう」と固く決意して、パチンコ関連の雑誌を捨て動画のチャンネル登録も解除しパチンコ屋の前も通らない、とストイックに禁パチしても、「パチンコへ行きたい」という衝動はどこからともなくやってきます。パチンコ依存症恐るべし、ですね。
そんな衝動には負けないぞ、と精神論で立ち向かっても脳にプログラミングされた「パチンコ行きたい」欲には勝てません。そんな衝動には、「立ち向かうのではなく受け流す」というのが正しい対処法だと経験から悟りました。
僕が実際に受け流すことに成功した方法を5つ紹介していきます。
現金を使い切ってしまう
まず一つ目は、手持ちの現金(札)を全て使い切ってしまう、というものです。現金がなければ、パチンコはできません。クレジットカードからなにがしかの方法で現金化することもできますが、第一のハードルとして、手持ちの現金がなければパチンコ屋へ行くこと難しくなります。
禁パチ対策として、日ごろ現金を持たないようにしていても、「パチンコへ行きたい」衝動が出てしまえば、パチンコ屋へ行くためにあらゆる方法を模索して現金を入手してしまうのが依存症患者の才能です。その才能を違う道に使えれば・・・と思ったことも一度や二度ではありません。
現金化可能なお金を全て使い切ってしまえば、さすがの依存症脳でも現金入手は不可能となります。使い道は食事でも書籍でもゲームでもなんでもかまいません。究極の無駄遣いであるパチンコに使うよりはマシなはずです。
「パチンコへ行きたい」衝動が起こったときに受け流すために、現金を使切ってしまうことをおすすめします。
時間を使い切ってしまう
二つ目は、空き時間をなくすという観点から「時間を使いきってしまう」という方法です。僕の経験上「お金がある」「時間がある」という条件が二つそろったときに、パチンコへ行きたい衝動が強くなります。
一つ目の方法でお金がある状態をなくしたので、次の一歩は空き時間をなくしてしまいましょう。手段は何でもかまいません。ネットカフェへ行く、映画館へ行く、動画を見るなど何でもかまいません。できれば、お金と時間を両方使うものが望ましいです。
お金と時間の究極の浪費であるパチンコ以外であれば何に使ってもかまわない、というのが僕の持論です。「パチンコへ行きたい」衝動を受け流すためには、パチンコ以外のことでお金と時間を使ってしまうのいちばんです。
どうやっても勝てないと言い聞かせる
三つ目は精神論に近いですが、パチンコではどうやっても勝てないと自分に言い聞かせることです。僕たち依存症患者は、たまたま勝つことはあっても継続して勝つことは不可能ですし、トータルで勝ち越すことはありえません。そもそも勝ち越していれば、パチンコをやめようなどとは思わないはずです。
負けた分を取り返してからやめようと考えてしまう人も多いと思いますが、負けた分は永遠に戻りません。例え一時的に勝ったとしても、勝った分以上のお金をパチンコにつぎ込んでしまうのが依存症患者です。サンクコストは戻らないということを肝に銘じましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。長い間パチンコ依存症で苦しんだ僕が、「パチンコに行きたい」衝動にかられたときの対処法を紹介しました。
最近はようやくパチンコのことを考えなくていいようになってきました。パチンコ依存性は一生治りませんが、パチンコから離れてさえいれば普通の生活を送ることができます。幸せにもなれます。
パチンコ依存症に苦しめられているあなた、一緒にパチンコから逃げ続けましょう。
パチンコをやめたいと思っている人に少しでも参考になれば幸いです。
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