こんにちは。じじグラマーのカン太です。
仕事はなくなっても収入はなくならない。そんな日を夢見て週末プログラマーをしています。
AIによってプログラムが自動生成される時代が来るかもしれません。あなたの仕事はAIに奪われるのでしょうか?プログラミング言語や技術は日々変化しており、古くなったものは使われなくなってしまいます。また、オフショア開発などによって、プログラマーの仕事が海外に流れる可能性もあります。プログラマーの仕事がなくなる理由となくならない理由を知っておくことは、自分のキャリアを考える上で重要です。
この記事では、プログラマーの仕事がなくなる理由となくならない理由を詳しく解説します。プログラマーの仕事はAIやオフショア開発などによって一部は代替される可能性がありますが、すべてが消えるわけではありません。プログラマーの仕事がなくならない理由は、人間にしかできない創造性やコミュニケーション能力、管理能力などが必要だからです。また、プログラマーとして仕事をなくさないためにすべきことも紹介します。
この記事を読むことで、プログラマーとしての価値や競争力を高める方法を学べるだけでなく、自分のキャリアプランや目標設定にも役立てることができます。プログラマーは今後も成長し続ける分野で活躍できる人材です。自分のスキルや知識を磨いて、楽しく仕事をしましょう。
はじめに
プログラマーの仕事はなくならない!AIの影響や需要、将来性
プログラマーとして活躍したいと思っている方は多いでしょう。しかし、AIの発達によってプログラマーの仕事がなくなるという不安もあります。本当にプログラマーの仕事はなくなるのでしょうか?プログラマーとして生き残るためにはどうすればいいのでしょうか?
この記事では、プログラマーの仕事がなくなる理由となくならない理由、そしてプログラマーとして仕事をなくさないためにすべきことを紹介します。この記事を読めば、プログラマーの将来性や対策がわかります。
プログラマーの仕事がなくなる理由
プログラマーの仕事がなくなると言われる理由は主に以下の4つです。
・AIによる代替
・デザインツールなどの発達による仕事の簡略化
・オフショア開発により求人減少
・プログラミング言語の変化や更新に追いつけない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
AIによる代替
AIによる代替により、プログラマーのみならず多くの仕事が無くなると言われています。2013年、英オックスフォード大学のAI (人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が行った予測によると、20年後には米国の総雇用者の 約47% の仕事が自動化されると予測したのです。
世界的に有名なGoogleやAmazon、Microsoftなどの大手企業も、巨額な資金を投資してAI研究・開発を行っています。AIがプログラマーの仕事をどれほど行えるようになるかは定かではありませんが、代替できるようになるのは近い未来かもしれません。
デザインツールなどの発達による仕事の簡略化
システム開発は、プログラマーが仕様書通りにコーディング(プログラマーがコードを書くこと)することによって作られますが、その「コーディング」が自動化されつつあります。現状はプログラマーの仕事を代替するほどではありませんが、 Webサイト のコーディングの自動化がすでに可能になっています。
通常Webサイトを作るとき、デザインを先に作成してからコーディングをするのですが、例えばSTUDIO株式会社が提供するデザインツール1 の「 STUDIO 」を使えば、作成したデザインをボタンひとつを押すだけで簡単に素早くWebサイトとして公開することができます。つまり、このデザインツールを使うことで「コーディング」の作業は必要なくなるため、Webサイトの作成は特にプログラマーでなくても行えるようになるということです。
オフショア開発により求人減少
オフショア開発とは、ソフトウェア開発やシステム開発などの業務を自国より人件費やコストの安い海外へ委託することです。オフショア開発が広まる理由は、SEが仕様書を的確に作成すれば、 誰がコードを書いてもほぼ同じような仕上がりになる ためです。
よって企業はコストの高い日本人に業務を依頼するよりも経済格差によりコストのかからない海外へ委託します。このため、プログラマーの仕事が “日本から” なくなる可能性があるのです。
プログラミング言語の変化や更新に追いつけない
プログラミング言語は常に変化や更新が起こっています。新しい言語が登場したり、既存の言語が改良されたりすることで、プログラマーは常に最新の知識や技術を身につける必要があります。しかし、それに追いつけない場合は、仕事を失う可能性があります。
プログラミング言語は 1000種類以上 あると言われていますが、言語によってはスペックや優劣はあります。需要の高い言語や最新の言語を学習しなければ、時代に取り残されてしまうかもしれません。
プログラマーの仕事がなくならない理由
プログラマーの仕事がなくなる理由を見てきましたが、それでもプログラマーの仕事はすべて消えるわけではありません。プログラマーの仕事がなくならない理由は主に以下の4つです。
・上流工程などの創造性を要する作業はAIにはおこなえない
・複雑なコミュニケーションや意思決定は人間の方が優れている
・点検・保守・運用は人間の管理が必要
・エンジニアの需要は伸び続けている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
上流工程などの創造性を要する作業はAIにはおこなえない
エンジニアやプログラマーがおこなっている仕事のすべてをAIで置き換えることはできません。例えば、
・構成の作成などのクリエイティブさが求められる仕事
・システムや仕事の管理
・顧客の要望や基本設計を正しく理解すること
このような仕事は、人と関わって要望を理解し、要望に沿ったプログラムを構築していくには、AIだけに頼った作業は難しいです。必ず人の手が必要な部分があるため、すぐに仕事がなくなることはまずないでしょう。
複雑なコミュニケーションや意思決定は人間の方が優れている
エンジニアやプログラマーの仕事には、人とコミュニケーションをとって進めることや重要な意思決定が必要な場面があります。例えば、
・社内ヒアリングや打ち合わせ
・顧客のヒアリングや説明
・方向性や仕様の決定
このような場面はAIより人間のほうが向いている部分です。特に、レアケースの対応で顧客の要望をしっかり理解してシステムに反映させなければならないときには、自動化技術だけでは対応しきれません。AIに難しい状況を認識させるのも困難なため、人間的な対応が求められます。
点検・保守・運用は人間の管理が必要
エンジニアやプログラマーの仕事は、プログラムを作成して終わるものではありません。作成した後のフォローアップからどのように運用していくのかの検討も仕事のひとつです。例えば、
・トラブルやエラーへの対処
・定期的な点検
・システムの運用
このような人間の思考力が必要になる管理には人間の力が必要です。処理が複雑になるほど、AIだけに任せることは難しいでしょう。
エンジニアの需要は伸び続けている
情報化社会が進み技術が発展していく中で、IT人材の需要が高まっているという事実があります。2030年にはおよそ45万人の人材不足が問題視されている現状で、エンジニアの需要が急になくなることは考えにくいです。
また、エンジニアやプログラマーは多種多様な分野で活躍できます。Webサイトやアプリだけでなく、AIやIoT、ブロックチェーンなど新しい技術やサービスを開発することも可能です。これらの分野は今後も成長し続けると予想されており、エンジニアやプログラマーの役割はますます重要になっていくでしょう。
プログラマーとして仕事をなくさないためにすべきこと
プログラマーの仕事がなくならない理由を見てきましたが、それでも安心して仕事を続けることはできません。プログラマーとして仕事をなくさないためにすべきことは以下の3つです。
・需要の高い言語や最新の言語を学習する
・コミュニケーション能力やビジネススキルを高める
・常に新しい情報や技術を入手する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
需要の高い言語や最新の言語を学習する
プログラマーとして仕事をなくさないためには、需要の高い言語や最新の言語を学習することが重要です。プログラミング言語は常に変化や更新が起こっており、古くなった言語や技術は使われなくなってしまいます。
需要の高い言語や最新の言語を扱えることによって、仕事に困ることはありません。理由は、大手を中心とした多くの企業が需要の高い言語や最新の言語を扱える人材を優先して採用しているからです。
プログラミング言語は1000種類以上あると言われていますが、言語によってはスペックや優劣はあります。以下では特に人気・需要の高いプログラミング言語を紹介します。
Python
Pythonは主に AI開発 や ビックデータ などによく使われる言語です。AI開発者になればAIによって仕事がなくなることを心配する必要はありませんね。Pyhonの特徴は処理速度が速く、コードも見やすく書きやすいので、近年特に人気の高い言語です。また、汎用性が高くAI開発以外にもアプリケーションの開発なども行えます。
Go
GoはGoogleが開発した 並行処理 に強い言語です。並行処理とは、複数の処理を同時に行うことで、効率的にシステムを動かすことができます。Goの特徴はシンプルで読みやすいコードであり、コンパイル速度も速いです。また、クロスプラットフォーム対応であり、WindowsやMacなど様々な環境で動作します。
JavaScript
JavaScriptは Webサイト や Webアプリ の開発に欠かせない言語です。JavaScriptの特徴はブラウザ上で動作することであり、HTMLやCSSと組み合わせて使うことで、動的でインタラクティブなWebサイトやWebアプリを作成することができます。また、フレームワークやライブラリが豊富であり、様々な機能やデザインを実現することができます。
コミュニケーション能力やビジネススキルを高める
プログラマーとして仕事をなくさないためには、コミュニケーション能力やビジネススキルを高めることも必要です。プログラマーはただコードを書くだけではなく、人と関わって仕事を進めることが多いです。例えば、
・顧客や上司、同僚との打ち合わせや報告
・チームでの開発やプロジェクト管理
・システムの要件定義や設計
このような仕事には、コミュニケーション能力やビジネススキルが必要です。コミュニケーション能力やビジネススキルを高めることで、
・顧客の要望やニーズを正しく理解し、満足度の高いシステムを提供できる
・チームでの協力や連携がスムーズになり、開発効率や品質が向上する
・システムの目的や価値を明確にし、問題解決や改善につなげることができる
といったメリットがあります。コミュニケーション能力やビジネススキルを高める方法は以下のようなものがあります。
・プレゼンテーションやディスカッションなどの練習をする
・ビジネス書や専門書などを読んで知識を増やす
・メンターや先輩などからアドバイスやフィードバックをもらう
常に新しい情報や技術を入手する
プログラマーとして仕事をなくさないためには、常に新しい情報や技術を入手することも大切です。プログラミング言語や技術は日々変化しており、古くなったものは使われなくなってしまいます。新しい情報や技術を入手することで、
・最新のトレンドやニーズに対応できる
・新しい言語や技術を学習してスキルアップできる
・新しいアイデアや発想が生まれる
といったメリットがあります。新しい情報や技術を入手する方法は以下のようなものがあります。
・インターネットやSNSなどで最新のニュースや記事をチェックする
・セミナーや勉強会などに参加して知識や経験を共有する
・オンラインコースやプログラミングスクールなどで学習する
まとめ
いかがでしたでしょうか。プログラマーの仕事がなくなる理由となくならない理由、そして仕事をなくさないためにすべきことを見てきました。プログラマーの仕事はAIやオフショア開発などによって一部は代替される可能性がありますが、すべてが消えるわけではありません。プログラマーとして仕事を続けるためには、常に最新の言語や技術を学習し、コミュニケーション能力やビジネススキルを高め、新しい情報や技術を入手し、英語学習をすることが大切です。これらのことを実践することで、プログラマーとしての価値や競争力を高めることができます。プログラマーは今後も成長し続ける分野で活躍できる人材です。自分のスキルや知識を磨いて、楽しく仕事をしましょう。
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