こんにちは、じじグラマーのカン太です。
Youtubeの誘惑に負けながら、週末プログラマーをしています。
難しいことは全て後回し。
動けばそれでよし、のプログラミング講座です。
途中で挫折しても誰にもバレませんし、お金もかかりません。
今回も張り切っていきましょう。
True と False
VBA、あるいはプログラム言語全般でもいえることですが、式の真偽判定には「true」(真)「false」(偽)を使います。
「真」「偽」なんて数学用語っぽくてじんましんが出る人もいるかもしれませんね。ご安心ください。「on」「off」のようなもので、二つのうちどちらか、という判断をするときに使うものです。
ゲームなどをプレイする際に「フラグが立つ」などと使う場合の「フラグ」と考えていただいてもかまいません。
Boolean型
通常は変数として定義して使うもので、前回紹介した「文字(string)」でも「数値(integer)」でもなく「論理(boolean)」タイプと呼ばれるもので定義します。
このbooleanタイプで宣言した変数には「1」「2」などの数値や「東京」「大阪」などの文字列は入りません(エラーになります)。
設定できるのは、「true」か「false」のみになります。
二つのうちどちらかを設定するのであれば、数値タイプとして「1」「2」や文字タイプとして「 on 」「 off 」でもかまいません。
しかし、誰が見てもわかりやすくするには「true」「false」の方がいいですよね。プログラムのコードを書くときは、「わかりやすさ」というものを意識するようにしましょう。
いつもの通り説明だけでは意味不明ですので、実際に使ってみましょう。
使い方
Dim テキスト1 As String
Dim テキスト2 As String
Dim chk_flg As Boolean 👈⓵
Const 会社名 = "株式会社○○"
テキスト1 = "1~3の数字です"
テキスト2 = "1~3以外の数字です"
chk_flg = False 👈⓶
If Me![テキスト1] = "1" Then
chk_flg = True 👈⓷
End If
If Me![テキスト1] = "2" Then
chk_flg = True 👈⓸
End If
If Me![テキスト1] = "3" Then
chk_flg = True 👈⓹
End If
If chk_flg = True Then 👈⓺
Me![テキスト2] = テキスト1
Else
Me![テキスト2] = テキスト2
End If
👈⓵ 変数「chk_flg」を「boolean」タイプとして宣言します。
👈⓶ 最初に「false」を代入しておきます。
👈⓷~⓹ 条件にあったときのみ「true」を代入します。
👈⓺ 最後に真偽を判定してそれぞれの処理を記述します。
まとめ
今回は、真偽の判定の際に使う「boolean」タイプの変数とその使い方を紹介しました。
「フラグ」としてプログラム内で使われることが多い変数です。VBA以外の言語でも使いますので、この機会に覚えておいてください。
次回は、「配列」について紹介する予定です。
お楽しみに。
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